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【セミナー報告】WPI-Bio2Q 公開 Seminar: Arjun S. Raman, MD PhD

2026年3月16日

2026年3月16日

世界トップレベル研究拠点(WPI)慶應義塾大学ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(Bio2Q)は以下のとおり公開セミナーを開催しました。

日時: 2026年3月12日 (木) 15:00~16:00

会場:慶應義塾大学信濃町キャンパス 総合医科学研究棟 2階会議室

講演者:Arjun S. Raman, MD PhD
Assistant Professor, Department of Pathology
The University of Chicago
USA

タイトル:「多様な腸内病原体を抑制する合成マイクロバイオームの統計的設計」

概要:
機能的な細菌コンソーシアムの構築は、現代人類が直面する課題解決に大きな可能性を秘めているが、その複雑性ゆえに重大な課題でもある。個々の菌株の特性を単独で考察しても予測不可能な、菌株間の相互作用から生じる新たな相互作用が生じるためである。我々は、菌株の表現型・菌株間相互作用・作用機序に依存しない統計的手法により、多剤耐性クレブシエラ・ニューモニエを除去する15種複合細菌コンソーシアム(「SynCom15」)の構築に成功した。この統計的手法「制約蒸留法」は、反復や最適化を必要としないゼロショット設計によりSynCom15を生成した。本研究は、合成生態学を実現する統計的設計の可能性を切り開くものである。

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