イベント
【セミナー報告】WPI-Bio2Q 公開セミナー: Harris Wang, Ph.D.
2025年8月13日
Harris Wang 博士
Credits: WPI-Bio2Q
セミナー参加者と集合写真
Credits: WPI-Bio2Q
ポスター
Credits: WPI-Bio2Q
世界トップレベル研究拠点(WPI)慶應義塾大学ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(Bio2Q)は以下のとおり公開セミナーを開催しました。
2025年7月24日 (木)17:00 -18:00
場所:慶應義塾大学 信濃町キャンパス 総合医科学研究棟 1階ラウンジ
講演者:
Harris Wang, Ph.D.
Associate Professor, Department of Systems Biology, Columbia University, USA
タイトル:“Next-generation synthetic biology to improve health and beyond”
「次世代合成生物学による健康向上とその先の可能性」
マイクロバイオームは生物圏のすべての領域に及んでいます。消化管に定着する微生物は、宿主の代謝、免疫、恒常性維持に重要な役割を果たす一方、土壌に生息する微生物は分解や修復活動の中核を担っています。合成生物学は、これらのマイクロバイオームを研究し改変する新たなアプローチを提供し、その巨大な可能性を解き放つことで、人間の健康と環境の向上に貢献する可能性があります。本講演では、微生物群集の研究と改変を目的とした次世代の合成生物学の進展に関する最近の取り組みについて説明します。AIを活用した微生物カルチュロミクスとCRISPRベースの技術を用いた腸内マイクロバイオームの遺伝子改変に関する新たなプラットフォームについて議論します。さらに、機械学習モデルを用いて細菌のゲノムを、より簡素化された遺伝的アルファベットに基づく生命体へと再コード化する最近の取り組みについても説明します。これらの新興技術は、合成生物学製品や療法の開発を加速するための基盤を提供します。
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