イベント
【セミナー】The 165th Brain Club Seminar: Dr. Valentin Nägerl
2024年11日7日
慶應義塾大学医学部生理学教室(柚﨑研究室)では、各分野で活躍されている研究者をお招きして最先端のお話を聴くとともに、自由な雰囲気の中で討論を楽しむ、という趣旨のもとで「Brain Club Seminar」を開催しています。
第165回はWPI-Bio2Qと共催で、以下のとおり開催しました。
日時 | 2024年10月30日 (水) 16:00~17:30 |
---|---|
場所 | オンサイト及びオンラインのハイブリッド方式 オンサイト: 慶應義塾大学信濃町キャンパス 総合医科学研究棟 1階 ラウンジ |
演題 | Super-resolution imaging of brain microanatomy |
講演者 | Dr. Valentin Nägerl Director, Institute for Anatomy and Cell Biology at the Medical Center of the University of Gõttingen Professor of Neuroscience and Bioimaging, University of Bordeaux >>Find out more about Dr. Valentin Nägerl |
言語 | 英語 |
講演要旨
STED顕微鏡は、従来の光学顕微鏡の回折限界の壁を打ち破り、細胞のナノスケールの複雑な構造や内部の細胞小器官、分子を観察することを可能としました。 Valentin 博士は、生きた脳組織におけるナノスケールにおける緻密な構造、特に神経シナプスの構造や機能、グリア細胞との相互作用に関して精力的に研究してこられました。今回のセミナーでは、STED顕微鏡を用いて進めてきたこれらの研究成果に加え、新しいラベリング技術「シャドウイメージング」により、生きた脳組織内において細胞外空間(ECM)の複雑な微細構造と動態を包括的に観察する手法を紹介していただきます。脳の微細構造や動態について多角的に観察する方法について、最新の知見を含め議論していただく予定です。
ニュースをさらに見る:
第3回慶應義塾大学WPI-Bio2Q 国際シンポジウム
慶應義塾大学ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI-Bio2Q)は以下の通り、第3回慶應義塾大学WPI-Bio2Q 国際シンポジウムを開催します。 日時 2025年3月6日(木)13:00-18:00、3月7日(金)10:00-15:00 会...
【研究成果】Advantages of Fixing Spins in Quantum Annealing
タイトル Advantages of Fixing Spins in Quantum Annealing 著者 Tomohiro Hattori [1]; Hirotaka Irie [2]; Tadashi Kadowaki [2],[3]; and Shu Ta...
【研究成果】Characterization of UGT8 as a monogalactosyl diacylglycerol synthase in ma...
タイトル Characterization of UGT8 as a monogalactosyl diacylglycerol synthase in mammals 著者 Yohsuke Ohba [1],[2]; Mizuki Motohashi [1]; ...
Highly Cited Researchers 2024(高被引用論文著者)にWPI-Bio2Qから5名が選出
2024年11月19日、クラリベイト社が毎年発表しているHighly Cited Researchers(高被引用論文著者)の2024年版に、WPI-Bio2Qから下表のとおり5名の研究者が選出されました。本田拠点長は2014年から11年連続、佐藤副拠点長は2019年から6年連続...
【研究成果】The impact of retrotransposons on zygotic genome activation and the chroma...
タイトル The impact of retrotransposons on zygotic genome activation and the chromatin landscape of early embryos 著者 Therese Solberg [1],...