ニュース

ニュースタイプ
掲載年

イベント

第12回WPIサイエンスシンポジウム(中高生・一般対象)

2023年12日8日

2023年12日8日

慶應義塾大学WPI-Bio2Qは、2023年11月23日に北海道大学化学反応創成研究拠点(WPI-ICReDD)が主催し北海道で開催された、第12回WPIサイエンスシンポジウムでブースを出展しました。
WPI-BIo2Q事務局から、以下の3名が参加しました。
– 事務部門長 オルテア サンペトラ
– 事務局 佐藤 優香里、駒村 純太

WPI-Bio2Qのブースからは、以下のメッセージを共有しました。

「Bio2Qとは?」

Bio2Qは、慶應義塾大学にある世界トップレベルの研究センターです。ヒトの体に存在するマイクロバイオーム(微生物叢)とさまざまな臓器・組織の間のつながりや相互作用を研究しています。多彩な知識・技術を集結させて、ヒトの体において健康を維持しているメカニズムを解明する、新しい融合研究領域を創り出しています。

マイクロバイオームとヒトの体に関する研究

皮膚や腸管など、私たちの体の表面には何兆個もの微生物が存在しています。ヒトと微生物の共存は、ヒトの健康や身体機能、疾病予防を考える上で非常に重要な研究テーマです。マイクロバイオームと呼ばれる微生物の集合体は、身体と複雑な相互作用を行なっています。Bio2Qでは、このような身体とマイクロバイオームの相互作用を研究しています。

多臓器相互作用に関する研究

健康を維持するためには、それぞれの臓器がそれぞれの役割を果たすだけでなく、臓器間の相互作用が重要であることが明らかになってきました。多くの臓器とマイクロバイオームが存在する身体は、いくつかのネットワークを形成しており、環境の変化に迅速に適応することができます。逆に、そのようなネットワークが崩れると、様々な病気の原因となります。Bio2Qでは、複数の臓器間のつながりや機能を研究し、健康を維持するメカニズムや病気の原因を探究します。

ニュースをさらに見る:

お知らせ
2025.04.01

新しい「中高生向け小冊子」シリーズを刊行しました

2025年4月1日、Bio2Qの研究活動を紹介する「中高生向け小冊子」シリーズのISSUE 07(Qコア長 田中宗)を刊行しました。 英語版と日本語版があります。バックナンバーとあわせて、ご一読ください。 >>中高生向け小冊子シリーズの閲覧・ダウンロードはこち...

お知らせ
2025.03.29

ニュースレター 「Bio2Q Connect」 (Vol. 2, Issue 5)

WPI-Bio2Qニュースレター「Bio2Q Connect」のVol 2, Issue 5を発行しました。 今号の主なトピック: 第3回 慶應義塾大学 WPI-Bio2Q 国際シンポジウム 開催報告 新メンバーの紹介ーDr. Joaquim Caner ...

イベント
2025.03.21

第3回 慶應義塾大学 WPI-Bio2Q 国際シンポジウム

第3回 慶應義塾大学 WPI-Bio2Q 国際シンポジウム が、「健康長寿のための、生物学、マイクロバイオーム、免疫学の融合」と題して、2025年3月6日と7日の二日間にわたり、信濃町キャンパス内の「近代日本医学の父」と称される北里柴三郎の名を冠した北里ホールで、現地参加限定で開...

お知らせ
2025.03.17

研究者紹介 - Dr. Joaquim Caner

Bio-1コアのポスドク研究員としてJoaquim Canerが着任しました。 ご挨拶 「私は、医薬化学から光触媒の分野へと研究を移行した後、有田誠教授の指導のもと、Bio2Qの研究コミュニティに参加し、有機化学と最先端の生物医学的応用の融合を探求できることを大変嬉しく思...

研究
2025.03.10

【研究成果】Highly Selective Cytokine Induction of Nitrated Lipid-Modified α-GalCer De...

タイトル Highly Selective Cytokine Induction of Nitrated Lipid-Modified α-GalCer Derivatives Demonstrating High Binding Affinity to the Lipid A...