ニュース

ニュースタイプ
掲載年

お知らせ

研究者紹介-Dr. Therese Solberg

2023年11月29日

Bio2コアのポスドク研究員として、Therese Solbergが着任しました。


ご挨拶

「私はBio2Qのポスドク研究員となり、塩見春彦教授のゲノム動態解析チームの一員として働いています。私の研究テーマはトランスポゾンの生物学とエピジェネティクスで、現在は健康と病気におけるトランスポゾンの役割について研究しています。Bio2Qに参加する前は、生物がトランスポゾンを抑制するメカニズムについて研究していましたが、現在はトランスポゾンの有益な役割に焦点を当てています。今、トランスポゾンはサイレンシングが必要な寄生生物であるだけでなく、胚発生初期や宿主と微生物叢のコミュニケーションにおける重要な役割など、さまざまなプロセスで宿主に利用されていることがわかっています。
私の研究では、トランスポゾンが私たちの体に及ぼす有益な役割と有害な影響の両方を調査することを目指していますが、トランスポゾンはさまざまなプロセスに関与しており、さまざまな器官で作用しているため、ひとつの分野からのアプローチだけではその影響を完全に理解することは不可能です。そのため、このような複雑なネットワークを解きほぐすために、さまざまな分野の第一線の科学者たちと共同研究を行うまたとない機会を与えてくれるBio2Qの一員になれたことを、非常にありがたく思っています。

Bio2Qで多くの共同研究を始められることをとても楽しみにしています!」

>> Bio2Qメンバーリスト

ニュースをさらに見る:

イベント
2025.11.06

【12/2-3 イベント】第4回慶應義塾大学WPI-Bio2Q国際シンポジウム2025

世界トップレベル研究拠点(WPI)慶應義塾大学ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(Bio2Q)は以下のとおり国際シンポジウムを開催します。 テーマ: 健康長寿に向けての、生物学・細菌叢 ・代謝産物解析 の融合 日時 Day1 : 2025年12月2日...

お知らせ
2025.11.12

新しい中高生向けのブックレットを刊行 - Issue 08- レオン カオ ヒダ

Bio2Qの研究活動を紹介するデジタル「中高生向けブックレット」シリーズに、ISSUE 08(Bio-1 コア レオン カオル ヒダ 特任教授)が加わりました。英語版と日本語版があります。バックナンバーとあわせて、ご一読ください。 >> 中高生向けブックレットシ...

イベント
2025.11.10

【11/12 セミナー】WPI-Bio2Q Open Seminar - Takuji Yamada, Ph.D. & Keisuke Hirota

世界トップレベル研究拠点(WPI)慶應義塾大学ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(Bio2Q)は以下のとおり公開セミナーを開催いたします。 慶應義塾関係者の方であれば、どなたでもご参加いただけます。 日時 2025年11月12日 (水) 17:00~...

イベント
2025.11.07

【11/13 セミナー】WPI-Bio2Q Open Seminar: Alex Rigort, Ph.D.

世界トップレベル研究拠点(WPI)慶應義塾大学ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(Bio2Q)は以下のとおり公開セミナーを開催いたします。 慶應義塾関係者の方であれば、どなたでもご参加いただけます。 日時 2025年11月13日 (木) 15:00~...

お知らせ
2025.10.31

リサーチインターンシップ生紹介 - Mr. Han Joo You

リサーチインターンシップ生として、Han Joo Youさんが来日されました。 ご挨拶 「皆さん、はじめまして! 今年、Bio2Q部門の免疫遺伝学研究室に参加できることを、心から嬉しく思い、ワクワクしています。この研究室を選んだ理由は、修士研究の頃から抱き続けてきた...