お知らせ
研究者紹介-Dr. Kaoru Leong
2024年4日16日

Credits: WPI-Bio2Q
Bio-1 コアのJr. PIとして、Kaoru Leongが着任しました。
ご挨拶
「Bio2Qチームに参加できることを嬉しく思っています。
私は生体医工学の博士号を取得した後、政府機関(米国FDA)と企業(ノババックス)の両方に勤務しましたが、このたび学術研究に戻ることができて嬉しく思っています。私の現在の研究は、腸内細菌叢が薬効に及ぼす影響に焦点を当てています。腸内細菌叢は創薬プロセスにおいて見過ごされがちですが、ヒトゲノムの150倍の遺伝子をコードし、膨大な代謝能力を有しています。これらの細菌酵素は薬剤を不活性化し、望ましくない副作用をもたらす代謝産物を作り出す可能性があると同時に、薬剤は腸内細菌叢の組成と機能を変化させます。腸内細菌と薬剤の双方向の相互作用を解明することで、既存の薬剤の有効性と安全性を向上させたいと考えています。
この新しい学際的研究センターで、他のさまざまな分野の専門家と協力できることをとても楽しみにしています。
ニュースをさらに見る:
ニュースレター 「Bio2Q Connect」 (Vol. 2, Issue 6)
WPI-Bio2Qニュースレター「Bio2Q Connect」のVol 2, Issue 6を発行しました。 今号の主なトピック: 2025年度初号に寄せて 事務部門長からのご挨拶 新メンバーの紹介 - 桑島 佑太朗 博士、志甫谷 渉 博士、松田 恵子 博士...
【セミナー】Hans Clevers セミナー
2025年5月26日(月)午後4時30分より、慶應義塾 オルガノイド・コンソーシアム(代表: 慶應義塾大学医学部教授 佐藤 俊朗)は、WPI-Bio2Qとの共催で、Hans Clevers博士を招いてセミナーを慶應義塾大学信濃町キャンパス北里講堂にて開催しました。 Han...
【お知らせ】Bio2Q YouTube チャンネル開設!
Bio2Q YouTube チャンネル開設! → おすすめ動画 「特定の抗生物質耐性感染症に対抗できる可能性を秘めた細菌ミックス」 → ある種の有害な抗生物質耐性腸内細菌に対抗できる可能性のある有望な方法が、慶應義塾大学ヒト生物学-微生物叢-量子計算研...
研究者紹介 - 小嶋 将平 博士
Bio-1コアのJr. PIとして 小嶋 将平 博士が着任しました。 ご挨拶 「この度はBio2Qの一員となることができ光栄です。私の目標は、微生物叢とヒト遺伝情報とを統合的に解析し、ヒト形質の多様性や疾患の素因を明らかにすることです。 私はこれまでウイルス学とヒト...
【セミナー】Hans Clevers セミナー (参加対象:慶應義塾関係者)
Keio Organoid Consortiumは、WPI-Bio2Q との共催で、Hans Clevers セミナーを開催します。 学内の方であれば、どなたでもご参加いただけます。 日時 2025年5月26日(月)16:30 会場 慶應義塾...