イベント
第2回 WPI-Bio2Q Symposiumを開催
2023年7日28日
2023年7月27日(木)、慶應義塾大学「ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI-Bio2Q)」は、二回目のシンポジウムを信濃町キャンパスにおいて開催しました。本シンポジウムは、センターに所属する研究者が互いの研究内容をセンター内外に共有し、今後のサイエンスの方向性についてディスカッションするイベントです。現地開催とオンライン配信のハイブリッド形式でおこなわれ、世界に同時配信されました。
冒頭に日本学術振興会の高橋良輔WPIプログラムオフィサーからWPIにおけるBio2Qの位置づけをご紹介いただきました。その後、欧米・日本の世界トップレベルの科学者を含む拠点の研究者10名による研究紹介、質疑応答がおこなわれました。
約60名が現地で参加し、欧米・シンガポールからの45件を含む合計240件のオンラインセッションアクセスがあり、ヒト生物学‐微生物叢‐量子計算の研究融合による健康長寿社会の実現、新しい生命科学の展開に向けた活発な意見交換がされました。
Bio2Q拠点は、文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に私学で初めて採択された、日本で初めてのマイクロバイオーム研究拠点です。従来の生物学的手法と共に量子コンピューター技術を用い、マイクロバイオームとヒトとの複雑な相互作用を分子レベルで明らかにしていきます。将来的には現在治療困難な疾患の新しい治療法の開発につなげることを目指しています。
※講演、記念撮影時のみマスクを外しています。
ニュースをさらに見る:
Highly Cited Researchers 2024(高被引用論文著者)にWPI-Bio2Qから4名が選出
2024年11月19日、クラリベイト社が毎年発表しているHighly Cited Researchers(高被引用論文著者)の2024年版に、WPI-Bio2Qから下表のとおり4名の研究者が選出されました。本田拠点長は2014年から11年連続、佐藤副拠点長は2019年から6年連続...
【研究成果】The impact of retrotransposons on zygotic genome activation and the chroma...
タイトル The impact of retrotransposons on zygotic genome activation and the chromatin landscape of early embryos 著者 Therese Solberg [1],...
第13回 WPIサイエンスシンポジウム
慶應義塾大学ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(WPI-Bio2Q)は第13回WPIサイエンスシンポジウムに参加しました。 日 時 2024年11月16日(土) 場 所 京都大学百周年時計台記念館 主 催 京都大学高等研究院ヒト生物...
ニュースレター 「Bio2Q Connect」 (Vol. 2, Issue 3)
WPI-Bio2Qニュースレター「Bio2Q Connect」のVol 2, Issue 3を発行しました。 今号の主なトピック: 第13回 WPI サイエンスシンポジウム (於:京都大学)の報告 慶應医学賞 サテライト シンポジウム 2024 - Sir ...
【セミナー】The 165th Brain Club Seminar: Dr. Valentin Nägerl
慶應義塾大学医学部生理学教室(柚﨑研究室)では、各分野で活躍されている研究者をお招きして最先端のお話を聴くとともに、自由な雰囲気の中で討論を楽しむ、という趣旨のもとで「Brain Club Seminar」を開催しています。 第165回はWPI-Bio2Qと共催で、以下のとおり...